前回記事から約2年経ってました。

結局、毎月さとうに通って、
途中1か月おきに岡大の婦人科いったり泌尿器科いったり形成いったりと忙しく半年過ごしてました。
半年通い終わったらＧＩＤですねっていう審査をしてもらって、そこから泌尿器科の予約がとれればホルモン注射再開！まできたところで
岡大の泌尿器科が半年待ちだったかな・・・。早く打ちたい旨を伝えると、
提携病院（ＨＰとかにはＧＩＤ関連の文言は無し）を紹介して頂いて、県外まで出張。
そこで同意書とか提出して、初回手続きを終えてついでに1本目を打って頂いた。
次回以降はその病院からの紹介ってことで、家の近所の病院で打てるとのこと。
ここはその先生の知ってる病院でもいいし、自分で泌尿器科を調べてきて先生から電話して頂くのもＯＫ。断られなければ。
病院によって値段はピンキリだけど、1本で1500円、2本で2500円で打ってます。

で、そんなこんなでホル注は継続していて、
同時期に、形成に行ったとき
胸オペ、やるでしょ？と。
やりたいとは思ってます。と伝えると、じゃあ〇月〇日あいてるけど予約でいい？と
相槌をうってる間に予約完了。
1年後だしすごい気軽な感じで・・。

いざ一か月前になると、緊張してくるし仕事はどうやって休もうかなだし。
岡大系だと胸オペは7泊8日なので最短でも8連休をとらなきゃいけない。
まあ実際やってみると、8日休んでも足りないかもという感想。
3日の休暇とかでも痛みとかには耐えれるかもしれないけど、
仕上がりに影響があると思った。
本当に、動いたら血なり体液が出るんですよね。ドレーンにたまるからわかるんだけど。
トイレいっただけで明らかに廃液量増えてるし、仕事なんてしたら水たまるよねって。
胸オペで検索したら、まあひどい仕上がりの多いこと・・・。もちろん投稿者本人が気にしていて、修正予定のコメントつき。何度も注射針で水を抜いてもらってたりね。
皮がたるむとか水がたまるとか、やっぱりちゃんと安静にしないとそうなると思う。

で、話を戻して胸オペ。
手術前日の昼間から入院で、保険外なので先払い。
68万ちょっと。
病室に案内されると、手術用の物品を売店で買ってこいと言われる。
バスタオル、胸のバンド、傷口に貼るテープ、ストローだったかな。3000円位。
バスタオルとストローは持参すれば買わなくてＯＫ。先に言って。
ストローは腕が上がらないから水を飲むのに必須。いうて使うのは2日間くらい。
バスタオルは何に使ったのかよくわからないけど(笑)、手術を終えたら背中の下に敷いてあった。
緊張するやら暇やらでひたすら昼からぼーーーっとすること数時間。
晩御飯が出て、普通に美味しいなあと思いながら完食。
21時から食事禁止で、夜中3時半から水も禁止だったかな。
全然寝れなくて3時頃まで水飲んでごろごろ。

翌朝6時に手術着に自分で着替えて待機してたら看護師さんがやってきて点滴を先に繋ぐとのこと。
全身麻酔するときの点滴、太すぎな・・・。画びょうより太いって。
3回失敗されて腕パンパンだし、
普通に刺して抜くだけで激痛。入院生活で点滴が一番痛かったかもしれない。
死ぬ思いをしながらなんとか点滴成功してもらって、9時頃に手術室へ徒歩で移動。

マスクを病棟看護師さんに預けて、変な帽子をかぶって
手術台に自分でえっちらおっちら登る。点滴抜けたらどうしようってずっと不安(笑)
寝っ転がると、オペ看護師さん達が心電図とか貼ったり指に何かはめてきたりして
ドキドキしてたら先生が、そんなに緊張するなよぉ！(笑)と。
頭上に麻酔の先生がいて、血管ピリピリするかもー。といいながら点滴から麻酔を流しはじめる。
血管は何事もなかったけど、視力2.0の視界がめちゃくちゃモザイクになっていって
おー全然見えない！と思ったら意識がなくなってた。

多分看護師さんに声かけられて手術室で目覚めて、
先生が「かっこよくしたよ！」と言ってるのが頭上で聞こえ、
パンツをはかされている感覚があったので腰を浮かせる(笑)
すごい寝起きって感じでぼやーっとしながらベッドで病室に運ばれた。

当日はよく麻酔がきいててほぼ寝てたとかよく聞くけど、
ぜんっぜん寝れなくて・・・
尿カテーテルが気持ち悪すぎて、常時おしっこが漏れそうな感覚。
ずっとトイレ行きたいのに寝れるわけがない・・・。
胸の痛みはそんなに？ドレーンの刺さっている脇腹はズキズキしていたけど
何より尿カテーテルよ・・・。術後24時間ずっとトイレ我慢大会って感じでした。
ぼーっと寝れずに夜中まで過ごして、腹ペコだしトイレいきたいしでもう泣きそうだった。

翌日、先生が胸の様子をチェックして、
うーーん！と不安になることを言っていた。右のドレーンが全然廃液出してなかったっぽい？右胸の内出血もひどくて右だけ紫の体になっていた。
ドレーンに生食を逆流させて詰まりをとろうとしてみたり、なんやかんや色々していたけど微妙なご様子。痛いし。

でも待ちわびたご飯がきて、術後初めて気分が上がる。
が、ご飯はきたけど起きれない！
リクライニングベッドの頭側を起こしていって、途中で激痛でベッドを止めて
え、これ大丈夫な痛み？いいの？？と思いながら
座りながら横に上半身を半分寝かせるような姿勢でなんとかご飯を食べる。
ドレーンのところが痛かったみたい。裂けるような、ズキズキを超えてキーーーンとくる痛み。
ご飯は完食したけどまず箸を取るのに1分かかるし、お椀を持ったら置けないから持ちっぱなしだし、大変だったなぁ・・・。
付き添いがいたらいいんだけどね。コロナで面会すら禁止でした。
尿カテーテルは抜けないのでトイレに行く必要もなく、
なるべくスマホを持つ動作もよくないから最低限に、とのことだったので
朝昼晩のご飯以外は天上を見つめるだけ。おしっこ漏れそうだな・・・と思いながら。
いつだったか点滴の針が抜けて、少し楽になった。抜くときは痛かったけど。

夜10時頃に、手術をしてくれた先生達とは別の先生2人組がきて、胸を見て、
血腫をなんとかせな・・みたいな話をしていた。
このまま様子見て、3週間くらいしたらよくなる可能性もあるけど、
今再手術するのが一番良いと思う。どうする？と言われる。

え、尿カテーテルが抜けないどころか、またあの点滴刺すの？まじで？
再手術・・・・？？また痛いの・・？
で、絶望。
しかも普通にご飯食べてたので、全身麻酔ができない。
局所麻酔で。こわ！！
でも、やっていただくことにした。せっかく頑張ってるのに微妙な感じにしたくなかったし・・。

今刺さっているドレーンから麻酔を逆流させて、胸がパンパンになった。
手術室の準備をしてくる、と先生達が退出し、看護師さんが恐怖の点滴を持って来る。
3回失敗されました。
筋肉注射とか血液検査とか、その他色々痛みはまぁ全然我慢できるけど、
点滴痛すぎじゃない？歯割れるんじゃないかってくらい食いしばってた。
刺して血管探してる間もう腕切り裂かれてるような(笑)しかも失敗かーい。

点滴をしたら、手術同意書にサインして手術室へ。今度はベッドでがらがら運ばれました。
手術台に寝たら、首らへんにカーテンみたいにされて、一応見えない感じ。
なんか音楽かけようか？とゆるーいオペ看護師さんが曲を流してくれたけど、緊張しすぎて全身ガタガタ。
寒い？ときかれる始末。恐怖でね・・。
麻酔をしてても奥の方…体の中心に近い方？は痛くて、鈍痛という感じ。
表面は全く感覚がないけど皮がめっちゃ引っ張られてるなーとか、
ぐいぐい押されてるときはイタタタタ！！！って感じでした。
内出血したところを押されてる感じ。
たまに痛いところがあって、ズキッとしたりして
1時間くらい汗だくになりながら耐えてたら終了！
夜中の12時半でした。病室までベッドで戻って、
初日からあまりにも睡眠不足なので、睡眠薬を出され、
終わった・・・・。と思いながら久しぶりに6時間程寝ました。

長くなりすぎたから一旦終了！